芋煮会(いもにかい)は、東北地方独特の季節行事で、秋に河原などに集まり鍋料理を作って食べる行事です。発祥地の山形県やその隣県宮城県においてもっとも盛んで、近年では岩手県、福島県、秋田県、新潟県にも伝播しつつあります。親睦を深める行事として、家族・友人・地域・学校・職場で行うことが多い行事です。いも煮の材料といえば、まず里芋と牛肉、ねぎ、こんにゃく、そしてなんといっても隠し味の味の大名醤油。古くは、牛肉のかわりに棒鱈を入れていた時代もあったとか…。最近ではバーベキューなどと一緒に楽しむアウトドア派もいたりと、山形の秋の風物詩は、ますます盛り上がりを見せてくれます。
里芋 500gx2 ・ 牛肉 400g ・ ぶなしめじ 160gx2
ごぼう 2本 ・ 長ネギ 4本 ・ 平こんにゃく 1枚 ・ うどん 3玉
大名醤油
300ml
お好みで砂糖、日本酒、舞茸やシメジなどの茸
(洗い里芋…包丁で皮をむいてはいけません。包丁で皮を軽く削るだけです。)
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大きい芋は半分位に切って、細く包丁でそいだゴボウと一緒に鍋に入れ水から煮ます。
煮立ってくると里芋のアクが出てくるのでおたまで取り除きます。
アクが少なくなってきたら肉を入れます。好みでシメジや舞茸をいれてもおいしくなります。
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味の大名醤油・日本酒・砂糖で味つけをします。大名しょうゆの香りを楽しみながら出来上がりを待ちます。
芋に箸が刺さるようになったらほぼできあがりです。最後にネギを3センチ位になるよう斜めに切って加えます。
これぞ日本一のスケール!
山形市内の馬見ヶ崎河川敷を会場に、「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催されています。1989年(平成元年)以来、毎年9月の第1日曜に行われているもので、直径6mの大鍋(アルミ合金製)に約3万食の芋煮が作られます。現在は、芋煮一杯300円以上の協賛金を支払い、協賛チケットと芋煮を交換します。なお、この大鍋で作られる芋煮の味付けは、山形県内陸部で一般的に見られる、牛肉とサトイモ、醤油味の鍋です。調理する際には大がかりな鍋に対応して大型重機(バックホー)を用います。(このバックホーは油圧系に食用油を用いており、衛生上問題ないよう配慮されています。)
芋煮会フェスティバルで使われる大鍋は一年中野外に置かれているので、芋煮会フェスティバル前に鍋を洗う作業が行われます。地元山形では、「芋煮会フェスティバル用の芋煮鍋洗い」が季節の風物詩として地域のニュースにもなります。
山形の芋煮のルーツは色々説があります。その一つとして、明治時代の河川改良に従事した人たちが昼食用に大きな鍋を持ち出し持ち寄りした食材を「ちゃんこ鍋風」にして食べた、と言う説があるようです。そこに牛肉が入るようになり今の芋煮になったようです。
是非、『山形の味』をご家庭でお楽しみください。